サバイバルガイド制度の解説
メーカーのリコール通知はどんな見た目? 封筒の文字まで規則で決まっている
車の所有者の郵便受けには、いかにも急ぎの用件に見える手紙がよく届きます。「お客様の車両保証はまもなく切れます」「重要なお知らせ、至急お電話ください」。こうした営業用の手紙は、わざと公式文書に似せていることがよくあります。一方、本当の安全リコール通知には、規則で決められた外見の特徴があり、それを見分けられれば紛らわしくありません。以下は連邦規則集(CFR)第49編第577.5条にもとづいています。
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封筒の外側にすべて大文字のSAFETY RECALL NOTICEが必要
まず封筒です。メーカーが所有者あての通知を送るときは、すべての封筒の外側に「SAFETY RECALL NOTICE」という語を含む表示をしなければなりません。すべて大文字で、文字の大きさは宛名欄に使う文字より大きくし、さらに大きさ以外の方法でも封筒のほかの文字と区別しなければなりません。
その文字は宛名よりも目立つ必要がある 開封前にわかる
ですから本当のリコール通知は、開封する前にわかります。すべて大文字のその1行が封筒にあり、しかも宛名より目立っていなければなりません。
手紙のいちばん上はIMPORTANT SAFETY RECALL
次に手紙そのものです。規則は順番まで決めています。通知のいちばん上には「IMPORTANT SAFETY RECALL」の文字がなければならず、すべて大文字で、手紙のほかの部分より大きな文字にします。
そのすぐ下に、あなた自身の車の車両識別番号が必要
そのすぐ下に、車両のリコール通知では「この通知はあなたの車両に適用されます」という一文を載せ、メーカーがその車の車両識別番号を記入しなければなりません。その位置に車両識別番号を入れられない場合は、通知の中の別の目立つ位置に載せる必要があります。
さらにその次には、「この通知は国家交通・自動車安全法に基づいてお送りしています」という書き出しの文が必要です。
本文の言い回しは2種類 規則がどちらかを指定
そのあとでようやく本文になりますが、規則は言い回しも2種類指定しており、どちらかを使います。メーカーは、指定された車両に自動車の安全に関わる欠陥があると判断した。あるいは、メーカーは、指定された車両が連邦自動車安全基準の一つ(その基準の番号と名称を記載)に適合していないと判断した。
合わせると見分けるためのチェックリストになる
これらを合わせると、とても実用的な見分け方のチェックリストになります。封筒にすべて大文字で宛名より目立つリコールの文字があること、手紙の冒頭にすべて大文字のリコールの見出しがあること、そのすぐ後に「あなた自身の車の車両識別番号」があること、そしてその法律を引用した書き出しの文があること。4つがそろって初めて、規則が求めるリコール通知の形です。
営業用の手紙はたいてい車種と年式だけ あなたの1台を特定できない
中でも「あなたの車両識別番号を載せる」という項目は特に役に立ちます。リコール通知をまねた営業用の手紙は、たいてい車種と年式しか書いておらず、あなたの1台を正確に特定できないからです。
送付の5営業日前までに所管機関へ提出
手続き面でも、知っておく価値のある規定が二つあります。メーカーは送付を始める少なくとも連邦政府の5営業日前までに、使う予定の所有者あての通知(費用の払い戻しに関する条項や添付書類を含む)と封筒の形式を所管機関に提出しなければなりません。また、住所がプエルトリコにある所有者に送る通知は、英語とスペイン語の両方で書かなければなりません。
通知らしきものが届いたら 手紙に書かれた番号に電話しない
最後に、リコール通知らしきものが届いたとき、最も確実なのは手紙に書かれた番号に折り返し電話することではなく、自分の車両識別番号を持って公式の窓口で調べることです。当サイトには、車両識別番号でリコールを調べるのは無料で、ディーラーでのリコール修理も同じく無料であることを説明した別の記事があります。手紙そのものから判断するより、公式の検索結果でその手紙を確かめるほうが確実です。
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本記事はリコール通知の形式について現行の連邦規則が定める要件を説明するもので、法律上または修理に関する助言ではありません。通知に記載すべき内容の全体と各種の例外については、規則の原文と所管機関の公式説明を基準としてください。
まだはっきりしない点:通知に記載すべき内容の全項目(リスクの説明や改善方法の言い回しに関する要件を含む)は、この記事では一つずつ取り上げていません。交換部品メーカーの通知には別の規定があります
この内容は一般的な情報で、法律・移民・お金に関する助言ではありません。ご自身の状況については、資格のある専門家にご確認ください。



