この車のオーナーは何人でしたか?主にどの州で使われていましたか?
同じ年式、同じ走行距離の2台でも、1台は雪の多い地域、もう1台は乾燥した地域にあったとすれば、実際の状態は大きく違う可能性があります。しかも、この点は外観からわかるとは限りません。
地域が影響するのは傷み方の種類
気候の違う地域では、車両がさらされる条件が異なります。雪の多い地域では冬に融雪用の資材がまかれ、長いあいだに下回りや金属部品に及ぶ影響は、乾燥した地域とは違ってきます。沿岸部と内陸部でも差があります。
ここでのポイントは1つだけです。主にどこで使われていたかがわかれば、点検のときに整備士にどの部位を特に見てもらうべきかがわかります。
尋ね方と調べ方
車両履歴レポートには通常、登録された州と時期が載っています。そのほかに、売り手に直接尋ねることもできます。
- 実際にできること
- この車は主にどの州で登録されていましたか?それぞれどれくらいの期間ですか?
- どんな気候の地域で使われていましたか?
- 長いあいだ屋外に止められていたことはありますか?
- オーナーは何人でしたか?それぞれどれくらい保有していましたか?
- 直近のオーナーは誰ですか?なぜ売るのですか?
オーナーの人数より保有期間に意味がある
「オーナーが何人替わったか」という数字そのものの情報は限られています。より意味があるのは、それぞれがどれくらい保有していたかです。特に、あるオーナーがごく短い期間しか保有していなかった場合です。
短期間の保有には多くの理由がありえ、問題があるとは限りません。それでも「この期間はどういう事情でしたか?」と一言尋ねる価値があります。答えはたいてい率直なもので、尋ねればそれだけ理解が深まります。
用途も尋ねる
個人使用、リース、事業用では、使用の強度とメンテナンスのしかたが異なります。車両履歴レポートには通常、表示されています。
この項目も同じく、どこを点検すべきかを知るためのものです。たとえば使用強度の高い車は、一部の消耗部品が交換時期により近づいている可能性があります。
答えを整備士に渡す
この一連の情報の最終的な用途は、購入前点検のときに整備士にこの車の来歴を伝え、関連する部位を特に注意して見てもらうことです。
整備士は、雪の多い地域で使われた車はどこを見るべきか、使用強度の高い車はどこを見るべきかを知っています。そしてその判断には、あなたが先に背景を伝えることが必要です。当サイトには、購入前点検の段取りについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、尋ねられる情報とその用途です。いかなる地域も評価せず、いかなる車両の状態も評価せず、買うこと・買わないことをすすめるものでもありません。関連する判断は、資格のある整備士から得てください。
ポイント
主にどの州で使われていたか、それぞれのオーナーがどれくらい保有していたか、そして用途を尋ねます。これらは、整備士がどこを特に点検すべきかを知るためのものです。