冬の道路にまかれる塩:厄介なのは車の下に残る層
当サイトには、極端な気候での車の使い方、冬と夏それぞれの注意点についての別の記事があります。そちらは季節全体の準備です。この記事は塩の1項目だけを扱います。対処のタイミングが、ほかの項目のどれとも違うからです。
まず、お住まいの地域で実際にまくのかどうかを確認する
凍結する地域では、たいてい路面に何かをまきます。よくあるのは塩で、砂やほかの化学剤のこともあります。どれを使うか、どれくらいの頻度でまくかは地域によって異なり、それによって、この件を予定表に入れるかどうかが決まります。
尋ね方は単純です。長く住んでいる近所の人に聞くか、市の冬季道路維持の案内を見ます。当サイト(ツールサイト)には、住んでいる場所で何が起きているか、自分でつないでおくいくつかの連絡経路についての別の記事があります。除雪や塩の散布の通知は、たいていそれらの経路から出されます。
洗うのは下で、ボディではない
ボディの白い跡は水で流せば落ちますが、下回りの層には、下回りを洗うための専用の水流が必要です。セルフ洗車場や自動洗車機にはこの選択肢があることが多く、名前は通常、下回り洗浄のように書かれています。その選択肢がなければ、その1回の効果は限られます。
当サイトには、洗車にはどんな種類があるか、違いは値段だけでなく車の下まで洗えるかどうかにもあることについての別の記事があります。どの洗い方にこの選択肢があるかは、その記事のほうがはっきり分けています。
ホイールアーチの内側とリアバンパーの下は、いちばんたまりやすい2か所です。水を当てるときは数秒長く止めます。この作業は毎週する必要はなく、塩をまく頻度とあなたが走る道によります。
回数よりタイミングが大切
塩をまいた直後、路面がまだ白いうちに洗いに行っても、翌日走ればまた同じです。より役に立つのは、気温が戻る数日です。気温が氷点より上に戻り、路面が乾いたとき、そのときに洗ってこそ、落とした状態が保てます。
当サイトには、車をひと冬まるごと止めたまま乗らないとき、止める前にすることがエンジンがまだかかるかどうかを決めることについての別の記事があります。長く止めるなら、車の下の層は止める前に洗い流しておきます。
冬全体が終わったあとには、必ず一度しっかり洗います。その1回は、ひと冬にたまったものを落とすためであり、下回りで何かがぶつかって外れたり緩んだりしていないかを点検するよい機会でもあります。
ついでに見ておく数か所
洗い終えたら、しゃがんでひと目見ます。ブレーキの配管、排気管とマフラー、そしてドアとトランクの下端の継ぎ目です。これらの場所に出るさびは、たいていゆっくり進みます。早く見つければ早く対処できます。
当サイトには、車の記録帳、領収書・ショートメッセージ・記憶に散らばったものを1つにまとめることについての別の記事があります。春のその1回の写真を入れておけば、翌年に見比べるものができます。
屋外に止めるのとガレージに止めるのとでは、対処が違う
ガレージに止めた車は温度が高めで、乾くのに時間がかかり、塩は湿った状態のほうがかえって活発に働きます。ですから、ガレージがある人もこの件を免れるわけではなく、むしろガレージに入れる前に洗い流しておく価値がいっそうあります。
当サイトには、車をしばらく止めたまま乗らないとき、乗らないことは傷まないことと同じではないことについての別の記事があります。冬に止めたまま乗らない数週間も、塩は下に残っています。
リース車と売る予定の車では、この項目の価値がさらに大きい
リースの満了で車を返すとき、下回りの状態は見られます。車を売る場合も、買い手が点検のために連れて行く整備士がそこを見ます。この2つの場面では、ひと冬の差が数字に表れます。
当サイトには、車を売るとき・リースを終えるときに先に確認するいくつかのことについての別の記事があります。下回りの作業は点検を予約する前にするもので、あとではありません。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、タイミングと見るべき場所です。別に防錆処理をするかどうか、どの種類が有効かは、業者ごとのやり方や車の状態によって異なり、ここではどれも推奨しません。
さびを見つけたときや配管に不安があるときは、整備士の判断に任せます。ここに書いているのは、自分で見える部分です。
ポイント
融雪剤の本当の問題は、下回り、ホイールアーチ、ブレーキの周りに残る層にあります。そこはふだん目に入らないからです。まず、お住まいの地域でまくのかどうか、何をまくのかを確認し、近所の人に聞くか、市の冬季道路維持の案内を見ます。洗い流すのは下なので、洗車のときは下回り洗浄のある選択肢を選びます。なければ効果は限られます。ホイールアーチの内側とリアバンパーの下では、数秒長く止めます。回数よりタイミングが大切です。塩をまいた直後に洗っても翌日はまた同じで、気温が戻って路面が乾いた数日に洗ってこそ、落とした状態が保てます。そして冬全体が終わったあとに、一度しっかり洗います。洗い終えたらしゃがんで、ブレーキの配管、排気管とマフラー、ドアとトランクの下端の継ぎ目を見て、写真を撮って車の記録帳に入れます。ガレージがある場合は、むしろ入れる前に洗い流しておく価値がいっそうあります。温度が高く、乾くのに時間がかかるからです。リース車を返す、または車を売るなら、下回りの作業は点検を予約する前にします。