メンテナンス記録はありますか?前回の大きな整備はいつ、何マイルのときですか?
走行距離はこの車がどれだけ走ったかを教え、メンテナンス記録はその道のりのあいだにどう手入れされてきたかを教えてくれます。今後数年の出費により大きく影響するのは後者です。
記録で見るべきこと
記録があればよいのではなく、記録の内容と連続性を見ます。
- 実際にできること
- 定期メンテナンスの間隔が規則的か
- 毎回のメンテナンス時の走行距離が、現在の走行距離とつじつまが合うか
- どの項目を行ったのか、それともオイル交換だけか
- 大きめの修理はあったか。いつ、何を交換したか
- 作業した場所:正規ディーラー、チェーン店、一般の整備工場のどれか
- 直近はいつか。いまからどれくらい前か
「完全さ」より「連続性」が大切
記録が1、2回抜けているのはよくあることで、必ずしも何かを意味するわけではありません。ただし、途中に長い空白があるなら、一言尋ねる価値があります。その期間、車はどこにあり、誰が使っていたのでしょうか。
特に、空白の期間が走行距離のもっとも増えた時期とちょうど重なっているなら、いっそう説明が必要です。
次に何をする必要があるかを尋ねる
この質問は、過去の記録を見るより実際的です。メーカーの推奨と現在の走行距離に照らして、次にすべきことは何ですか?およそいつごろですか?
項目によっては間隔が長く、費用も高めです。それがちょうど間近に迫っているなら、買ったあとすぐに直面する出費であり、検討に含めるべきです。
記録がまったくない場合
実際に記録を残していない売り手もいます。特に個人間の取引や、何度か持ち主が替わった車です。それは必ずしも車の状態が悪いことを意味しませんが、重要な情報源が1つなくなります。
こうした場合は、購入前点検の重要性がいっそう高まります。実地の点検だけを頼りに判断するしかないからです。あわせて、整備士に「記録からは確認できない」項目を特に評価してもらうこともできます。
受け取ったら保存する
売り手に記録があれば、写しを出してもらい、自分で保存します。その後のメンテナンス、保証の手続き、将来売るときのいずれにも使います。
そして、引き継いだあとは、そこに書き足し続けます。数年たてば、この記録がその車の履歴書になり、あとで売却するときの立場に影響します。
記録を見終えたあと、さらに3つを照合する
メンテナンス記録は過去に何をしたかを教えてくれますが、次に何をすべきか、未対応のリコールがないか、記録そのものが走行距離とつじつまが合っているかは教えてくれません。
以下の各記事が、それぞれその照合にあたります。
- 実際にできること
- 当サイトには、メンテナンスの周期:時期どおりに行うもの、状況を見て判断するものについての別の記事があります。
- 当サイトには、未対応のメーカーリコールはないかについての別の記事があります。
- 当サイトには、車両履歴レポートはもらえるか、事故・水没・走行距離の異常はないかについての別の記事があります。
- 当サイトには、車を修理工場に出すとき:見積もり、追加項目、引き取りについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、見るべき項目と尋ねる方向性です。いかなる車両の状態も評価せず、いかなる整備項目や間隔も挙げず、買うこと・買わないことをすすめるものでもありません。実際のメンテナンスの推奨は、メーカーの説明に従うか、資格のある整備士に評価してもらってください。
ポイント
完全さではなく連続性を見て、途中の長い空白は尋ねます。より実際的な質問は「現在の走行距離に照らして、次に何をする必要があるか」です。それは、まもなく支払うことになるお金です。