質問の順番:行く前に聞き終える質問と、現場に着いてからでないと意味のない質問
当サイトの質問リストは4つの組に分かれていますが、リストそのものは、どの組をいつ尋ねるかを教えてくれません。この記事が補うのは、その順番です。
3つのタイミングに分ける
行く前、現場に着いてから、席について話し始めてから。この3つの段階には、それぞれ尋ねるのに向いたことがあります。混ぜて尋ねると、省けたはずの1往復が省けず、その場で確かめるべきことも忘れてしまいます。
判断の原則はごく単純です。文章で尋ねて答えが得られることは、現場まで残さないこと。車を見たり触ったりしなければわからないことは、尋ねても役に立ちません。
行く前に文章で聞き終える質問
この組に共通しているのは、答えを得るのに自分がその場にいる必要がないこと、そしてどの答え1つをとっても、行かなくて済む理由になり得ることです。先に聞き終えれば、節約できるのは午後まるごとです。
当サイトには、すべての費用を記載した書面の見積もりをもらえますか、という質問についての別の記事があります。その記事では、email で依頼することをすすめています。複数の店に同時に依頼して、並べて比較できるためです。この組の残りの質問も、そのメールに一緒に入れます。
- 実際にできること
- 当サイトには、車両履歴レポートを提供してもらえますか、事故、水没、走行距離の異常は記載されていますか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、タイトルはクリーンですか、再生車、廃車、水没車として記録されていませんか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、この車の所有者は何人目ですか、主にどの州で使われていましたか、という質問についての別の記事があります。
- 車がまだあるか、時間の予約ができるか、そして誰が対応してくれるか
現場に着いてからでないと意味のない質問
この組は尋ねて済ませることができません。売り手の答えが、自分の目で見たものより正確になることはないためです。取りつけるべきなのは条件であって、説明ではありません。たとえば、エンジンが冷えた状態であること、試乗で高速道路を走れること、です。
ですから、現場に行く前に、どの項目を確かめるかをよく考え、「確かめるにはどんな条件が必要か」も併せて伝えます。エンジンが冷えた状態という点は、とくに事前に伝えておく必要があります。着いてから言っても、たいてい間に合わないためです。
- 実際にできること
- 当サイトには、エンジンが完全に冷えた状態で試乗できますか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、試乗に高速道路の区間を含められますか、駐車場を回るだけではなく、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、タイヤの溝はどれくらい残っていますか、4本の摩耗は均等ですか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、車の下回りとエンジンルームに漏れの跡はありませんか、という質問についての別の記事があります。
席についてからはじめて出てくるひとまとまり
費用、追加項目、ローン、各種のプランは、多くの場合、この車にすると決めたあとになって登場します。その時点ではもう疲れていて、気持ちのうえでは車をすでに自分のものとして扱っています。
ですから、この組の価値は、その場でどれだけうまく尋ねるかにあるのではなく、何が出てくるかを事前に知っていることにあります。この関門があると知っていることのほうが、その場で素早く反応することよりも役に立ちます。
- 実際にできること
- 当サイトには、ディーラーの追加項目はありますか、外してもらえますか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、書類手数料はいくらですか、この項目はどう確認すればよいですか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、延長保証や追加の保険は任意ですか、買わないと価格に影響しますか、という質問についての別の記事があります。
- 当サイトには、自分でローンを探した場合、価格は変わりますか、という質問についての別の記事があります。
順番を間違えると何が起きるか
いちばんよくある間違いは、先に車を見て、先に気に入ってしまい、それから費用を尋ね始めることです。人は時間と気持ちをすでにつぎ込んだあとでは、数字に対する判断が甘くなります。これはごく一般的な反応であって、誰かがとくに説得されやすいということではありません。
反対に、行く前に書面で総額を受け取っていれば、現場で出てくる新しい数字の1つひとつに、照らし合わせるものがあります。当サイトには、すべての費用を記載した書面の見積もりを頼めることについての別の記事があります。比較するときは表示価格ではなく総額を比べます。そしてその比較は、事前に基準を持っているときにしかできません。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、尋ねる順番とタイミングです。いかなる金額や料率も挙げず、いかなる売り手も評価せず、いかなる車両やプランも判断しません。また、財務や法律に関する助言にも当たりません。
車の状態に関する判断は資格のある整備士の点検が基準です。費用やローンに関する疑問は、資格のある専門家に相談してください。
ポイント
文章で尋ねて答えが得られることは、行く前に聞き終えます。どの答え1つをとっても、足を運ばなくて済む理由になり得ます。車を見なければわからないことは、事前に条件(とくにエンジンが冷えた状態であること)を決めておきます。費用、追加項目、ローンは、すでに決めたあとになって出てきます。ですから、この関門があることを事前に知っておき、基準となる書面の総額を先に手元に持っておきます。