車を維持する日常:管理できる出費とできない出費
車を買ったあとのコストは、すべてが受け身というわけではありません。段取りしだいで目に見えて下げられる項目もあれば、必要な固定コストで、無理に削るとかえって高くつく項目もあります。
管理できる部分
ガソリン代は、ガソリン価格、ルート、運転の習慣に左右されます。同じ車でも、市街地での発進と停止の繰り返しと、高速道路での一定速度の巡航とでは、燃費の差がはっきり出ます。
保険料は、比較、deductible の調整、割引の申請によって管理でき、毎年1回やる価値があります。
- 実際にできること
- 毎年あらためて保険を比べ、自動更新のままで済ませない
- タイヤの空気圧を推奨値に保つ。燃費にもタイヤの寿命にも役立つ
- 給油する場所とルートを少し計画しておく。長い目で見ると違いが実感できる
削るべきでない部分
定期メンテナンス、ブレーキ、タイヤ。これらで浮かせたお金は通常、あとでもっと大きな金額になって返ってきますし、安全にも関わります。
メーカーリコールの修理はたいてい無料です。直さなくても節約にはならず、リスクが積み重なるだけです。
- 実際にできること
- メーカーのマニュアルにある走行距離に沿ってメンテナンスを行い、記録を残す
- タイヤの溝が交換基準に達したら交換し、冬を越すまで先延ばしにしない
- 自分の車のリコール状況を定期的に調べる
毎年1回出てくるもの
登録の更新、車両検査または排ガス検査、保険の更新。これらは毎年1回で、期限があります。期限を過ぎると通常は罰金があります。
これらは毎月の支出には入っていませんが、確かに存在し、同じ時期に重なって出てくることがよくあります。やり方は、年払いの金額を12で割り、毎月の支出と同じ欄で見ることです。当サイト(お金のサイト)には、年払いと四半期払いの請求書を毎月に割り振って見る方法についての別の記事があります。
- 実際にできること
- 登録の期限日と車両検査の日をカレンダーのリマインダーに設定する
- お住まいの州がどの定期検査を、どれくらいの頻度で求めているかを確認する
- 修理と検査の記録をすべて残す。車を売るときに使う
- 季節の変わり目に買うもの・交換するものもこの種類に入る。登録や車両検査と同じリマインダーにまとめておく
この記事の範囲
この記事が扱うのは、支出の分類のしかたです。金額や割合は一切示さず、誰かの出費を見積もることも、特定のメンテナンス、修理、使い方をすすめることも、車両の状態を判断することもしません。財務に関する助言でもありません。車の状態に関わる判断は、メーカーの説明と資格のある整備士を基準にしてください。
ポイント
管理できる部分は毎年1回見直し、削るべきでない部分は予算に組み込みましょう。この2つができていれば、車の維持で思わぬ出費に驚くことはなくなります。